大きくする 標準 小さくする

県下高校1・2年生大会報告

2008/08/27

今大会は、フリー抽選の結果、Aパートに強豪校ばかりがかたまり熾烈なシード権争いとなりました。特に、4強といわれる鹿児島実業・鹿児島工業・鹿児島玉龍・甲南は、他の学校とは戦力に大きな差があり貫禄も出てきました。しかも、先の市民体育大会では、四つどもえの様相がありどこが勝ってもおかしくないような感じとなっていました。

 1回戦 8月23日

        19- 0

甲 南 54          0 加治木

(8T7G)  35- 0                

 

2回戦 8月26日

         0-10

甲 南 14         27 鹿児島工業

(2T2G)  14-17  (4T2G1PG)

 

 今大会にむけては、合宿を通して準備をしてきましたが、怪我や病気などチーム状態として不安定なところがあり、1本目といわれる試合のスタートメンバーが4~5人不在という不安定の中で試合に臨みました。

しかし、それとは逆に良かった点は、それに対応した1年生の夏合宿での頑張りやチーム全員が試合に臨む気持ちの高揚により、様々なところで急成長を見せました。

 大会に入り、加治木戦では前半の緊張が取れた後半から甲南としてのテンポの良いリズムと展開力が発揮されトライを量産しました。1年生も全員試合に出場し、自信をつけました。

 鹿児島工業戦は、気合いを入れてゲームに入ったものの最初の3分で、恐れていたペナルティーからの早いリスタートとダウンボールミスからのターンオーバーで簡単にトライを奪われ、5月同様、出だしで失敗しました。その後は、一進一退の攻防が繰り広げられ対等なゲームが出来たとは思いますが、やはりスクラムなどのセットプレーの安定が失われた事やタックルポイントで出来た接点の圧力が、圧倒的に鹿工業が勝り、チャンスをなかなか作る事が出来ませんでした。甲南はそれでも、不安定な鹿工業のアウトサイドを突き、2トライを奪いました。